最近の読者の方からのお悩みで「一位表示されているにも関わらず一向に制約が上がらない、クリックされないブログを作ってしまい放置しているのですが、どこが悪いんですか?デザインは悪くないと思います!」
という質問を受けたのでセールスレターについて、少し詳しく説明したいと思います。
もし商品に力があるのであれば、そこにさえたどりつかせれば売り上げは上がるはずなのに、結果が出ないのは致命的な欠点があるからです。
情報系、物販系どちらもそうですが、一度自分の身に置き換えて以下の質問に答えてくださいね!
アフィリエイトで言われるセールスコピーって何?
アフィリエイトで言われるセールスコピーというのは、ブログに来たお客さんに商品を売るための文章術のことです。つまり読んでいるうちに欲しくなって欲しくなって・・・スマホがぶっ壊れるまでクリックしちゃう心理状態を作る悪魔のようなテクニックのこと(笑)
でも、このコピーライティングっアフィリエイトはちょっと特別で販売ページに書いてある要素と似ているようで違います。
販売ページというの自社の商品を売るために作りますが、アフィリエイトブログは、販売ページに読者を送り込むわけですからちょっと性質が違います。
コピーライティングで紹介されているのは販売ページ作成のテクニックの方が多く、ブログの記事の書き方とは違うことには注意して下さい。
セールスライティングに必須の要素
ではセールスライティングの極意ですが・・・これが結構難しい。世の中にひな形が沢山あって、調べればでてきますが・・・・実際そんなに商品って売れてないじゃないですか?
毎年売り上げが下がっている商品なんて腐るほどあります。どんなに文章で頑張っても商品が悪ければ限界はあります。
ブログアフィリエイトは集客キーワードにおける読者の疑問から逆算して作ることがほとんどです。
例えば)
- ○○口コミ・・・沢山の人の意見を知って損したくない
- ○○おすすめ・・・数が多すぎるから絞って欲しい
- ○○作り方・・・手順を追って教えて欲しい
こういう疑問に答えつつ、読者をうまく誘導するのがアフィリエイトの記事。
よくあるセールスとはちょっと意味が違いますね・・・ただ、売込み記事・レビュー記事に関しては必要な要素がありますので、それをマスターしていきましょう。
今回も授業っぽく問いを立てながら解説したいと思います。
必ずセールス文にはベネフィットが入る
売れるセールス文には必ず相手のメリットが分かりやすい形で入ります。
- 使ったらあなたの生活にどんな変化が起きるのか?
- 使わないことでどれだけ損をしてしまうのか?
こういう奴ですね。
ところで、みなさんが駅前で無料のティッシュをもらわない理由は何ですか?
無料でティッシュが貰えるなんて日本位なものですよ。海外では紙は貴重な存在。それでも「駅のティッシュを配ってくれている人を避けてしまう」のはどうしてでしょうか?
それはティッシュの説明不足によるのです。「え、今更ティッシュの説明なんていらないだろ?」って思う人は売れませんよ?
ティッシュでさえ対面でもらってくれないのにネットで売るなんて無理無理。
相手が利用するシーンを考えて提案する

セールスはとにかく相手が使う絵を頭に抱くことから始まります。
例えばティッシュ一枚にしても「赤ちゃんのお尻を拭くのに最適です!」っていって配ったらみんなもらいますよ。
「風邪の季節だから予備にどうぞ!」なんていうのも同様です。
そう言いながらお兄さんやお姉さんが駅前で配ったら笑顔でもらいませんか?
それなのにみんなこぞって自分の会社の名前ばかり叫んじゃう(笑)
あれじゃあティッシュもらってくれるわけないですよね??
売るのは商品じゃなくて使い方!
その商品をあなたがどうやって使うのか?
詳しく説明していますか?
自分なりの使用感でいいのです。
いつどのタイミングでどう使ったら役に立ったのか?オススメの利用法はなんなのか?
それを沢山伝えましょうってことですね!
危機・不安・切迫などの気持ちの変化を入れる
アフィリエイトはネットだけで相手に購入したい気持ちにさせなければ行けません。対面ですら販売が難しいのに、ネットで購入してもらうたためには「危機感」を持ってもらうことが重要です。

ところで、みなさんが宅配ピザのチラシをゴミ箱に捨ててしまう理由は何ですか?
宅配ピザのチラシくらい、軽いじゃないですか?いざという時に採っておいても損はないですよね?
でもポストに投函されるたびに見向きもしないで捨ててしまう。
これはタイミングの悪さによるのです。
例えばピザのポスティング勧誘がクリスマスパーティー中に入って来たとしたら??
すくなくとも興味はもちますよね?
切迫感がないものは放置して終わりになってしまいます。
ということはピザの無料券を配る際も「親戚が遊びに来たら役立ちます!」とか「宅のみの時にないと困ります」という感じで危機感を演出した方がいいってことです。
実際に危機感を持った人を集めるキーワードで上位表示すればセールスなんていらないですけど・・・。それはちょっとキーワード選定とも関係する話です。
売れるセールス文にはワクワクやドキドキが入る!

みなさんはチラシを集めて読むなんてことはしないですよね?
でも新幹線や飛行機の中で広告だらけの雑誌を読んでしまいます。
飛行機のシートに座ると目の前にANAの雑誌がおいてあります。
思いっきり宣伝広告なのに・・・ついつい眺めてしまいませんか?
帰りの飛行機では思わずお土産を沢山注文したりして?(笑)
でも、だれも雑誌に文句をつけたりしませんね?
ワクワクやドキドキがある体験の途中では物が売れやすいという好例です。
セールスレターで相手の頭の中で何かを体験させる。旅行のように得体のしれない未知との遭遇。
新しい世界を意識させることが重要です。
自分のワクワクやドキドキを伝えましょう!
売れるセールス文は他人の評価で権威付けされている

子供のころからよく見ているドラえもんですが、みなさんは誰の言うことを信じますか?
しずかちゃん・出木杉君とのび太君のどちらの推薦文を信じますか?
これ何を紹介するかによって違いますよね?
セールスレターには推薦文や他人からの口コミを入れておくと説得力が増すと言われています。「○○さんもこういっている」というレターは良く見かけていると思います。
その際、自分のブログのスタイルによって、推薦者を使い分けた方がよいです。このレターの書き方は売れている情報商材のレターページに学ぶと良いと思います。
また、口コミや感想サイトを作る際も。いろいろな語り口を用意した方が良いでしょう。
『散々悪口言っていたスネヲが唯一褒めた商品がこれ!』なんていう誘導はかなり効果的ですね。
または「出木杉君が負けちゃうすごさ」なんていう権威付けも面白いです。これは売りたい商品に合わせて切り口を変えてください。
このような要素をまとめたものをセールスレターと呼びます
セールスレターの型をアフィリエイトブログに取り入れてみよう!

ここで1冊セールスレターのひな型を取り入れてさらに知識を深めてみましょう。
ちょっと情報商材よりのセールスですが、最近ブロガー界隈でもこの記事の権威性は・・みたいな出だしはやってますしね。
- キャッチコピー
- 結果の分かる記事:これは私に何をしてくれるのか?
- 実証や検証の部分:なぜこれが役に立つのか?
- 信頼・や安心の演出:ところであなたは誰?私にも効果があるの?
- お客様の声
- クロージングコピー:→簡便性,希少性,特典,保証の要素
以上の6つの要素をバランスよく配置すると売り上げが倍増するそうです。
例えば英語教材を例に6つの要素を具体的に当てはめてあるのですが、売れているウェブの英語教材は見事なまでに、6つの要素が入っていますよ
- キャッチコピー:英語が苦手な私でも字幕なしで映画が見れるようになりました!
- 結果の見出し:英語耳とネイティブ発音を入れた人がぞくぞく
- 実証の見出し:なぜ、誰でも英語が分かるようになるのか?
- 信頼の見出し:現役東大教授の柿谷先生がお教えします
- 安心の見出し:既に1000人以上の方が英語耳になりました
- お客様の声:〇〇さん・・・・・・
- クロージング:まずは商品をお試しください。そして30日後に字幕なしで映画を見てください!
こんな感じで紹介されています。
どんな文章でも応用可能です。主にこのセールスは最近NOTEやBRAINで流行っているコンテンツ販売のひな型に近いです。
例えば自分がちょっとセールスを書くとこんな感じ
だから二人三脚でプロ家庭教師とサイトを作りませんか?
まずは私が2週間で指導した稼げるブログの例を見てください
大切なのは構造化するために最適な順番だったのです。なぜ英語は現在完了形から教えないのか?日本語は漢字から教えないのか?
教えても無駄だからです。そして習得が出来ないからです。英語も日本語もアフィリエイトも同じ。大切なのは、学ぶ内容ではなくて順序なのです。
正しい順で作業を進めればあっという間に稼げるブログは完成します。
なぜ結果を出している人に教わっても、中々自分が結果が出ないのか?これはスポーツの世界に似ています。
プロですごい結果を出した選手が良い監督にならないように、東大に入った学生が、最高の教師にならないように、長年教え方を習得したプロでなければ、教えることはできません。
多分皆さんは大手塾や予備校の研修がどれほどキツイ物だか知りません。
言語学のプロであり100万稼ぐアフィリエイターが指導します
ブログやHPの裏側はプログラミング言語です。そしてセールス文も言語です。基本的にアフィリエイトに関するほとんどは言語によって構成されます。
私の専門は日本語学。外国人がゼロから初めて構造的に日本語をどう表現すれば感情を伝えられるのか?それを10年以上にわたり教壇に立ち、研究してきました。
また合わせて、その技術を活かし完全に稼ぎ続けるアフィリエイトサイトを大量に作成することに成功。その結果、今は不労所得で10連続月収100万以上を稼ぎ出すに至っております。
教育に関しては既に大学生の頃から初めて、中学生,高校生,大学生,そして大学院生まで教えておりますので、キャリアは長いです。
少ない外国人の枠の中で初の外国人合格者を何人も排出。東大・早稲田・慶応を初めMARCHには毎年高確率で生徒を送り込んできました。海外ではバンカー(銀行員)への日本語指導経験もあります。
実際に連日読者様が実名で登録にきており、内容の濃いやりとりをさせていただいてます。
友人に良くに言われるのですが、ちょっと私は変わってます。「そんなに安売りしなくても良いのに」「もっと金額を取った方が良い」「きちんとお金を払う人に教えてあげればよい」
そんな風に言われていますし、半分は友人の言うとおりでしょう。多分私がかつてのようにお金がもっと必要になってしまったら・・・子供が生まれて生活環境が変わってしまったら、このような奉仕をしている時間は劇的になくなることでしょう。
私の教える気持ちがあるうち。情熱を燃やしているこの瞬間。今のタイミングがあなたの最大のチャンスなのです。
本書の通りにやるとこんな感じでしょうか(>_<) お客様の声とか実績のコピーとか
公開すると説得力がもっと増すのでしょう。自分の見せ方などは沢山ありますんで。
物販アフィリエイトで使えるセールスライティングのコツ

続いてAmazonとか楽天などの物販アフィリエイトのセールスについてです。
この本では「商品の具体的な情報、競合商品との違いが分かるまでコピーを書くな!」「ターゲットがイメージできるまでコピーを書くな!」って書いてあるのですが、
販売ページや類似商品の販売ページを分析しないでアフィリエイトの記事を書いても売れないのは共通です。
特に物販は致命的ですね。
結構世の中って類似商品が出回っているわけで、別にネットで買わなくてもいいや・・・。って思われたらアフィリエイトは終わりなわけですからね。
ではどうやって、競合性の差を見つけ、ターゲットを絞り込んだセールスをするのか?
本書では「定義づけ=タグライン」と呼んでいます。
これはキャッチフレーズよりもはるかに重要だということ。
商品の使い道を自分なりに再定義してよ?ってことなんだと思います。
広告コピーの本質では「お皿」に「灰皿」「サラダ皿」とタグ付けするこことによって価値が上がっていくという例が載っています。
私も読みながら哲学科の人が、「これはどこまでが皿で、どこまでがコップなのか?」「取っ手がついたらコップなのか?」なんてことを永遠とやるという話を思い出しましたよ(笑)
自分は細いのが苦手でして・・・シャンプーもお茶も、歯磨き粉も、洗濯洗剤も・・・訴求多すぎて選べない・・・。
はっきり言って「全部の機能を混ぜちゃってよ?」って思うのですが、でもそれじゃあセールス文は書けません。
ちょっとした意識の違いで商品の差別化ができ、特定の興味・関心を持っている人に突き刺さるセールス文になるんで頑張って探します。
- 自分の紹介する商品と競合商品との差を言葉にして書け!
- その差に注目が向く人を想定して書け!
ってことになると思います。基本中の基本だけど。
- 「実はそれ良くないいんじゃないの?」と言う不安。
- 「実はオレも〇○したかったんだよね?」という欲求。
- 「本当は信じてないんだよ?」と言う本音。
日本人は本音と建前の社会ですから(笑)
「人間の行動は情動がアクセル。理性がブレーキ!まず感情があって、そこを理性が判断するわけですね。
その二つの要素が入っていますか?
ストーリーとビジュアルと場面を意識しながら書く
モノが語るから物語、商品紹介もそうあるべきで、自分を軸にした体験談がレビュー記事なら、商品開発者の立場でストーリーを想像して展開するのもアリだと思います。
結構多くのアフィリエイターさんが写真を貼れば、もうそこにストーリーがあるように感じてしまうのですがそれは間違い。
写真は確かに重要ですが、その価値をストーリーにして伝えましょう♪
本書にあったようなアップルとジョブズの関連などは分かりやすいですが、商品開発の苦労話を知っているかどうか?
それによって説明の状況も違うってことです。
【 こんなのは名言だと思いました 】
- 商品があることの喜びMAX・商品がないことの悲しさMAXを伝えよ!
- 目的は商品じゃない!新しい自分になるためにみんな何かを買うのです!
- 前半部分には疑問文を入れよ!それで相手に考えさせろ!
- 文字の大きさも途中で変えてアクセントをつけよ
- 比喩表現は個性の宝庫、自分なりの例え話を生み出せ!
- 読ませて終わりじゃ意味がない、「まずはコチラを見てください!」のように相手の手を動かせ!
- 時には逆接的なタイトルで注目を弾け!ギャップを狙え
- 数字を入れて説得力を増せ!
- タイトルに答えを含ませて注目をひけ!
いっぱいあるけどこんなものかな?(^_^)
セールスコピーの訓練ってどうすればいいの?

「コピーライティングはラブレター」とはよく言われたものですが、相手を本当に引き込み、感動させ、そして行動させる文章を書くのは本当に難しいです。
なぜかというと、携帯やスマホ・ツイッター世代は気持ちを込めて長い文章を作った経験が極めて乏しいからではないでしょうか?
もう今更長いラブレターなんてよほど条件が整っていなければ受けいられない。
短いメールで少しずつ外堀を埋めて、「脈あり」だったらそれとなく誘う(笑)そんな世界に生きていると、なかなかコピー力を磨くのは厳しいと思うのです。
そこで、一つ提案なのですが、ブログやHPで自分の子供や妻,旦那さん,親友などの紹介文を「思いっきり長く」書いてみてはどうでしょうか?
それこそ誰に読ませるつもりではなく、良いところも悪いとこも含め、それでも長く付き合っている相手のことを紹介する。
長年付き合った伴侶であれば、いろいろな面が見えてくるはず。でもそれらも含めて正直に書く。どんなところが良いのか?たくさんのエピソードや思い出を過去にさかのぼって考えてみてください。
親友であれば、尊敬と嫉妬の入り混じった複雑な感情が生まれるでしょうし、わが子であれば手放しでほめたくなる愛情いっぱいのセールスレターが出来るはずです。
それらのセールスレターを今度は「売りたい商品」に変えて表現してみるのはどうでしょうか?
まずは、本気で人を紹介する。
しかも感覚として自分の中に一番濃く存在している人間をデュースするのは非常に勉強になると思います。もちろん、いつかは本人に見せてあげてもいいのですが、親しければ親しいほど本音を明かすのは恥ずかしいですよね??(笑)
でも、そのめったに言えない本音の部分こそ、最高のセールスレターとなるとおもいますよ。
関連NOTE:1億売ったセールスライティング
質問は気軽にどうぞ!お互いメリットがあれば最高ですね!