ランサーズに登録して、とりあえず気になった案件に応募してみる。でも、提案文を送っても全く返信が来ない。
そんな状態が2週間も続くと、正直「自分には向いていないのかも」と思ってしまいますよね。
実は、この悩みを抱えている人には共通点があります。
それは「案件の選び方」を知らないまま、目についた募集に手当たり次第応募している状態です。
プロフィールや提案文を磨く前に、まず応募する案件そのものを見極める基準を持っておく必要があるんです。
この記事では、実績ゼロのWebライター初心者が最初に身につけるべき「案件の選び方」と「避けるべき案件の条件」を、段階別にまとめました。
ランサーズでWebライター初心者が避けるべき案件の条件とは

応募する案件を選ぶ前に、まず「応募してはいけない案件」を知っておくことが大事です。
初心者の多くは「とにかく実績を作らなきゃ」と焦って、どんな案件にも応募してしまいがちです。でも、最初に選ぶ案件を間違えると、時間だけ消費して何も残らない、という状態に陥ります。
ここでは、初心者が絶対に避けるべき案件の条件を3つ挙げておきます。
| クライアント情報が未記載 | 単価の記載がない | テストライティング無償 | |
|---|---|---|---|
| 信頼性 | 案件による | ||
| 初心者向け | 条件次第 | ||
| 時間効率 | リスクあり |
クライアント情報が未記載の案件は飛ばしておく
募集文にクライアントの情報が一切書かれていない案件は、避けた方が無難です。
具体的には、会社名・事業内容・募集背景が全く記載されていない案件のこと。
こういう案件は、発注者側が「とりあえず誰か安く使える人を探している」という意図で出していることが多いんです。
- 会社名の記載なし
- 事業内容が不明
- 募集背景が未記載
- 報酬体系が曖昧
これらが揃っていない案件は、発注者側の本気度が低い可能性があります。初心者だからこそ、相手の顔が見える案件を選んだ方がいいでしょう。
クライアント情報がしっかり書かれている案件は、発注者側も「ちゃんとしたライターに依頼したい」と考えている証拠。
丁寧なやり取りが期待できるので、初心者にとっては学びの場にもなります。
単価の記載がない案件に時間を使わない
「報酬は応相談」とだけ書かれている案件も、最初は避けておいた方がいいです。
なぜかというと、こういう案件は提案してから金額交渉が始まるため、初心者には難易度が高いから。相場感がない状態で金額を提示すると、安く買い叩かれるリスクがあります。
- 金額交渉が発生する
- 相場感が必要になる
- 安値提示のリスク
- 納品までが複雑化
こうした不安要素を避けるためにも、最初は報酬額が明記された案件を選びましょう。交渉の手間がない分、執筆そのものに集中できます。
最初のうちは、文字単価が明記されている案件だけに絞る方が、後で後悔しません。
たとえ低単価でも、金額が最初から明示されている案件の方が、初心者にとっては安心して取り組めます。
交渉が発生しない分、納品までの流れもシンプルです。
テストライティング無償の案件を見極めておく
テストライティングが無償の案件は、条件次第では避けるべきです。
テストライティング自体は、初心者が実力を証明するための仕組みとして悪くありません。
でも、テストが無償で、しかも文字数が2000字を超えるような案件は、ただ働きさせられるリスクがあります。
見極めるポイントは2つ。
1つ目は、テストの文字数が500字以内かどうか。
500字程度なら、クライアント側も本気で採用を考えている証拠です。2つ目は、テスト後の本採用条件が明記されているかどうか。
これが書かれていない案件は、テストだけさせて音信不通になるケースが少なくないです。
- 文字数500字以内
- 本採用条件の明記
- テスト後の流れ
- 報酬体系の明示
これらの条件が揃っていれば、テストライティングは初心者にとって実力を示すチャンスになるでしょう。応募前には募集文を隅々まで読んで、本採用までの流れが明示されているかを確認してください。
ランサーズ登録後に実績ゼロのWebライターが最初にすべき準備

案件に応募する前に、やっておくべき準備が3つあります。
これをやらずに提案文を送っても、クライアント側は「この人、本当にやる気あるのかな」と感じてしまいます。
逆に言えば、この3つをきちんと済ませておくだけで、初心者でも「ちゃんとしている人だ」と判断してもらえる確率が上がるんです。
本人確認と各種認証を24時間以内に済ませる
ランサーズに登録したら、まず本人確認と各種認証を済ませておいてください。
本人確認が完了していないと、振込先口座の登録ができませんし、クライアント側から見ても信頼度が低く見えてしまいます。認証が済んでいないプロフィールは、応募者一覧で目立たないんです。
認証は以下の4つがあります。
- 本人確認
- 秘密保持確認
- 電話確認
- ランサーズチェック
この4つを全て済ませておくと、クライアントが応募者を絞り込む際に「認証済み」のフィルタで検索されても、あなたのプロフィールが表示されるようになります。
本人確認は、運転免許証かマイナンバーカードがあれば1〜2営業日で完了します。登録したその日のうちに手続きを済ませておくのが理想です。
プロフィール写真と自己紹介文を設定しておく
プロフィール写真は、本人の顔写真が一番信頼されます。
顔出しに抵抗がある人もいると思いますが、ランサーズでは顔写真を設定している人ほど受注率が高い傾向があります。どうしても難しい場合は、せめて似顔絵やアイコンではなく、雰囲気が伝わる写真を設定しておいてください。
自己紹介文は、300文字以上書くことが推奨されています。
ここで大事なのは、一般的な自己紹介ではなく、「Webライターとして何ができるか」を具体的に書くこと。たとえば、過去の職歴や趣味が、どんなジャンルの記事執筆に活かせるのかを明記しておくと、クライアント側も「この人に依頼したい」と思いやすくなります。
- 本人の顔写真を設定
- 300文字以上の自己紹介
- できることを具体的に
- 職歴や趣味を記載
- 得意ジャンルを明記
プロフィールは案件検索の際にクライアントが最初に見る部分です。
写真と文章の両方で「この人なら安心して任せられる」と感じてもらえれば、提案文を読んでもらえる確率も上がります。
得意分野とビジネス経験を3つ以上書き出しておく
プロフィールの「得意分野」と「ビジネス経験」は、必ず埋めておいてください。
初心者だと「書くことがない」と感じるかもしれませんが、Webライターの得意分野は、必ずしもライティング経験である必要はありません。過去の仕事・趣味・生活経験の全てが、記事執筆のネタになります。
たとえば、以下のような経験も立派な得意分野です。
- 接客業の経験があれば「サービス業・マナー・接客」
- 子育て中なら「育児・教育・時短家事」
- 趣味で料理をするなら「レシピ・食材・調理器具」
最低でも3つは書き出しておくと、クライアントが「この人に合いそうな案件」を探しやすくなります。得意分野が明確な人ほど、直接依頼(スカウト)が届く確率も上がるんです。
ランサーズでWebライターが案件獲得できる提案文の書き方
プロフィールを整えたら、次は提案文の書き方です。
提案文は「自己PR」ではなく、「クライアントの課題を解決できる理由」を伝える場所です。
ここを勘違いしていると、どれだけ丁寧に書いても採用されません。
クライアントが募集文に書いた依頼内容を3回読む
提案文を書く前に、募集文を最低3回は読んでください。
なぜかというと、クライアントが募集文に書いている「依頼内容」や「求める人物像」を正確に把握しないと、的外れな提案文になってしまうから。1回読んだだけでは、重要なポイントを見落としがちです。
3回読む際のポイントは以下の通り。
- 1回目は全体の流れを把握する
- 2回目は求められているスキルや条件をチェックする
- 3回目は自分が応えられる部分を探す
募集文を丁寧に読むだけで、提案文に書くべき内容が自然と見えてきます。この作業を省くと、テンプレート感のある提案文になってしまい、クライアントには「ちゃんと読んでいない人」だと判断されるんです。
提案文の冒頭でクライアントの課題に触れる
提案文の書き出しは、自己紹介ではなく、クライアントの課題から入るのが正解です。
多くの初心者は「初めまして。〇〇と申します」から始めてしまいますが、これだとクライアント側は「で、何ができるの?」と感じてしまいます。
冒頭の1〜2文で、募集文に書かれている課題を自分の言葉で要約して見せることで、「この人はちゃんと理解している」という印象を与えられます。
- 自己紹介から入らない
- 募集文の課題を要約
- 自分の言葉で言い換える
- 冒頭1〜2文で示す
クライアントは何十件もの提案を読んでいるため、最初の数行で判断されることが多いです。
課題理解を冒頭で示せば、その後の実績紹介もより説得力を持って伝わるでしょう。
募集文から読み取れる課題を一文で示す
募集文には、必ずクライアントが抱えている課題が書かれています。
たとえば「SEO記事を月20本納品できる人を探している」という募集なら、課題は「記事の量産体制を作りたい」ということ。
これを提案文の冒頭で「貴社は記事の安定供給を求めていらっしゃるとお見受けしました」と一文で示すだけで、読まれる提案文になります。
自分がその課題を解決できる根拠を添える
課題を示した後は、すぐに「自分がそれを解決できる理由」を書いてください。
根拠は、実績がなくても書けます。たとえば「過去の職歴で納期を守る習慣が身についている」「週5日、1日3時間は確実に作業時間を確保できる」といった具体的な条件を示すだけで、クライアント側は「この人なら任せられそう」と感じます。
ポイントは、抽象的な自己PRではなく、具体的な状況や数字を使って説明すること。
初心者でも、生活環境や時間の使い方を根拠にすれば、十分説得力のある提案文が書けます。
実績がない段階で書ける提案文の構成を覚えておく
初心者が提案文に書くべき内容は、以下の順番で構成すると自然です。
- クライアントの課題を一文で示す
- 自分がその課題を解決できる根拠を書く
- 対応可能な納期と作業時間を明記する
- 最後に「まずはテストからでも構いません」と締める
この4つを順番に書けば、実績ゼロでも採用される提案文が完成します。
逆に、自己紹介や職歴を長々と書く必要はありません。クライアントが知りたいのは「この人に依頼したら、自分の課題が解決するか」だけです。
その答えを最短で示すことが、提案文の役割なんです。
ランサーズのWebライター案件を選ぶ基準を段階別に変えていく
最初の10件と、実績が20件を超えてからでは、選ぶべき案件の基準が変わってきます。
ずっと同じ基準で選んでいると、実績は増えるけど収入が増えない、という状態に陥りがち。
段階に応じて、応募する案件の種類を変えていく必要があるんです。
| 実績10件未満 | 実績20件以上 | 継続案件あり | |
|---|---|---|---|
| 優先基準 | 掲載許可 | 文字単価1円以上 | クライアント絞り込み |
| 応募数 | 多め | 絞る | 最小限 |
| 目的 | 実績作り | 単価向上 | 安定収入 |
実績10件未満は文字単価より「掲載許可」で選ぶ
最初の10件は、文字単価よりも「掲載許可」が出る案件を優先してください。
掲載許可とは、自分が書いた記事をポートフォリオとして公開できる権利のこと。これがあると、次の案件に応募する際に「こういう記事を書きました」と実例を示せるようになります。
実績がゼロの状態では、この実例が何よりも強い武器になるんです。
逆に、文字単価が高くても掲載NGの案件は、最初のうちは避けた方がいいでしょう。
- 掲載NGは避ける
- 実績件数だけ増やさない
- 見せられる記事を優先
- 目先の報酬で選ばない
掲載NGだと、実績件数は増えてもポートフォリオに載せられる記事が手元に残らないため、次の案件獲得につながりにくくなります。
案件の選び方ひとつで、その後の展開が大きく変わってきますし、初心者のうちは特にこの判断基準が欠かせません。
実績20件を超えたら文字単価1円以上の案件に絞る
実績が20件を超えたら、文字単価1円以上の案件だけに応募対象を絞ってください。
ランサーズには、文字単価1円以上の案件が30%以上あります。
実績が20件もあれば、その中から選んでも十分に採用される可能性があるんです。
ここで低単価案件を続けてしまうと、時間だけ消費して収入が増えない状態に陥ります。
文字単価1円以上の案件に絞ると、応募しても採用される確率は下がります。
でも、それでいいんです。
数を打つよりも、自分の経験や得意分野が活かせる案件を見極めて、提案文をしっかり作り込む方が、最終的には効率がいいです。
継続依頼が得られたらクライアントを3社まで絞り込む
継続依頼が得られるようになったら、クライアントを3社程度に絞り込んでください。
なぜかというと、複数のクライアントと同時にやり取りすると、納期管理やコミュニケーションの負担が大きくなるから。特に副業でWebライターをしている人は、3社が現実的な上限です。
3社に絞ることで、1社あたりの納品本数を増やせます。
1記事3,000円の案件を月10本納品すれば、月収3万円です。
手数料を考慮しても、月13本程度なので2日に1本のペースで納品できれば達成できます。
このペースが安定してきたら、新しい案件を探すよりも、既存クライアントとの関係を深める方が、収入の安定につながります。
ランサーズでWebライターとして月3万円稼げる状態を作っておく
月3万円という金額は、初心者が最初に目指すべきラインです。
月3万円を安定して稼げるようになると、Webライターとしての基礎が固まったと言えます。
この状態を作るために、押さえておくべきポイントが3つあります。
2日に1本のペースで納品できる案件を確保する
月3万円を稼ぐには、1記事3,000円の案件を月10本納品する計算になります。
手数料が差し引かれることを考えると、実際には月13本程度の納品が必要です。
これを2日に1本のペースで納品できれば、無理なく達成できます。
最初のうちは、1記事書くのに5時間以上かかることもあります。
でも、同じジャンルの記事を10本書くと、リサーチの時間が徐々に短くなり、執筆スピードも上がってきます。2日に1本というペースは、副業でも十分にこなせる量なんです。
クライアントとのやり取りを24時間以内に返信する習慣をつける
Webライターとして信頼を得るために、一番大事なのは納期を守ることです。
その次に大事なのが、連絡のレスポンスの速さ。クライアントからのメッセージに24時間以内に返信する習慣をつけておくと、「この人は安心して仕事を任せられる」と判断してもらえます。
逆に、返信が2日以上遅れると、クライアント側は不安になります。
特に初心者のうちは、実績がない分、コミュニケーションの丁寧さで信頼を積み上げていくしかありません。
返信が早いだけで、継続依頼が来る確率は明らかに上がります。
シルバーランクを3ヶ月以内に達成しておく
ランサーズには、ランク制度があります。
レギュラー、ブロンズ、シルバー、認定ランサーの4段階があり、シルバーランクまで到達すると、クライアントから直接依頼(スカウト)が届きやすくなります。
シルバーランクになるための条件は、以下の通り。
- 過去3ヶ月の報酬額が一定以上
- クライアント評価が高い
- 認証項目を全て完了している
3ヶ月以内にシルバーランクを達成できれば、その後の案件獲得がかなり楽になります。ランクが上がると、応募者一覧でも上位に表示されやすくなるため、採用率が目に見えて変わるんです。
よくある質問
- ランサーズでWebライター初心者が最初に応募すべき案件の種類は?
-
最初は「初心者OK」と明記されている案件で、かつ掲載許可がある案件を選んでください。文字単価が0.5円〜0.8円程度でも、実績として公開できる記事を作ることが優先です。
- 提案文を送っても全く返信が来ない場合、どこを見直せばいい?
-
まず応募している案件の選び方を見直してください。クライアント情報が未記載の案件や、単価が書かれていない案件に応募していませんか。提案文よりも、応募する案件そのものに原因があることが多いです。
- 実績がゼロの状態で、ポートフォリオには何を載せればいい?
-
過去の職歴や趣味で書いた文章があれば、それをポートフォリオに載せても構いません。何もない場合は、ブログやnoteで記事を3本ほど書いて、そのURLをポートフォリオとして提示するのが現実的です。
- ランサーズのタスク案件とプロジェクト案件、どちらから始めるべき?
-
タスク案件は1件あたり100円以下と報酬が低く、ライティング力も育ちにくいため、最初からプロジェクト案件に応募することをおすすめします。実績作りにはプロジェクト案件の方がうまくいきます。
まとめ:ランサーズで案件を獲得できない理由は、選び方そのものにある

ランサーズでWebライター初心者が案件を獲得できない理由は、提案文の書き方でもプロフィールの充実度でもなく、応募する案件の選び方そのものにあることが多いです。
最初から文字単価の高い案件を狙っても、実績がない状態では採用されません。
まずは掲載許可のある案件を10件こなして、見せられる実績を作る。
そこから単価1円以上の案件に移行し、継続依頼が得られたら3社に絞り込む。この流れを変えるだけで、月3万円は現実的な目標になります。
焦らず、段階を踏んでいけば大丈夫です。



コメント